アート　ひと口メモ「柳　宗悦（やなぎ　むねよし）」

　思想家・美学者・宗教哲学者
明治22年１８８９年～昭和36年１９６１年
東京帝国大学哲学科では、宗教哲学者として執筆。同時に西洋近代美術の紹介をする。そこから美術の世界に。大学卒業後ウオルト・ホイットマンの「直観」を重視する思想に影響を受け白樺派、民芸運動を推し進めていく。民衆の暮らしの中から生まれた美の世界を紹介。昭和１１年１９３６年東京駒場に「日本民藝館」を大原孫三郎の支援により設立。初代館長となる。沖縄、台湾などの文化保護を訴える。昭和32年１９５７年文化功労者に選定される。